変わりゆく教育のスタイルについて

日本の歴史教育の重要性

学生時代に気づいたことは、国としてあまり一生懸命自国の歴史教育をしていないということです。特に、昭和史はセンター試験の出題率が高いにもかかわらず、全くというほど授業で触れることはないのです。このことについて不審に思い、高校生の頃に教師に質問をしましたが、帰ってきた答えは、時間がない、というものでした。時間がないと言われてもセンター試験で集中的に出題される傾向が強いため、自分でなんとかしなければならず、教科書と図説とをにらめっこしながら問題を説いた記憶が残っています。このような状況は、あまり良いと言える状況ではないよな、とよく感じたものでした。結果的にテスト対策は自分でなんとかするはめになりましたが、肝心な歴史について理解を深めることができなかったです。しかし、政府もこのままではだめだという気持ちがないわけではないようで、高校生に対して日本史と世界史を必修にしました。少し乱暴ですが、教育においては一歩前進です。